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「食堂」が、彼らにとっての
「食卓」であるために。

松本豊子(近畿大学 食堂スタッフ)&
近畿大学体育会アメリカンフットボール部

まつもと とよこ

松本 豊子

大阪府東大阪市にある、学生数約3万人を超えるマンモス大学、近畿大学の本館食堂で長年にわたり配膳係を務める。特にひとり暮らしの学生にとっては家族のような存在で、卒業後もわざわざ顔を出すOB、OGも多い。

バランスのとれた食事で、
身体作りを支えたい。

この学食では近畿大学体育会アメリカンフットボール部(DEVILS)の学生さん向けに特別メニューを用意しているんです。だいたい毎日午後3時から6時頃、練習を終えた人たちから順番にここに来て食べはるんですよ。

メニューは日替わりですが、栄養士さんと料理長が相談して決めた栄養バランスの取れたもの。鶏の唐揚げやハンバーグなど、みんなの好物を出してあげたい気持ちもあるけど、運動するための身体作りが大事ですからね。「ちゃんと魚や野菜も食べなアカンで!」と心を鬼にして言うんです。代わりにご飯は山盛りにしてあげたりね。

食欲のない人がいたら、
必ずひと声かけるんです。

何せ毎日近畿大学体育会アメリカンフットボール部の子たちの食事を見ていますから、「あ、今日はあの人食欲ないな」とかちょっとしたこともすぐ気がつくようになりました。そんな時はどうしたんや?って必ず声をかけるんです。やっぱり自分の家族みたいに気になりますよ。ひとり暮らしの人も多いですから、家にいるような気分で食べて貰えれば嬉しいですね。

彼らと接していて、とにかく元気だし礼儀正しいなといつも感心しています。だから私の方も気持ちが清々しくなりますよ。特別メニューを出すようになったのは3年前からですが、それ以来みんなの試合の成績も気にするようになりました。

卒業しても顔を見せてくれるのが、何よりも嬉しいですね。

近畿大学体育会アメリカンフットボール部のみんなには、もちろん部活で頑張ってほしいけど、個人的にはみんなに立派な社会人になって、いい人生を歩んでくれればって願っています。やっぱりここでずっとご飯を食べてくれたみんなやしね。幸せになってもらいたいんです。

寂しくなるのはやっぱり4年生が卒業していくとき。中には「おばちゃん、4年間ありがとうな」って言ってくれる人もいるし、就職してからも「仕事で近くに来たから顔を見に来たわ」ってわざわざ実家のお土産まで持ってきてくれた人もいます。そういう時にこの仕事をやっていて本当に良かったなあって感じますね。

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